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ELEKIT TU-879 製作

真空管アンプ
B&W N804により追い出されてしまったJBL A850はしばらく眠っていたのですが、もったいないので別の部屋で使えないかということで新たにアンプを新調し追加でステレオセットを設置することにしました。しかし、せっかく新調するなら趣の違うことをしようと思いキットの真空管アンプを導入することにしました。
エレキットTU-879
いろいろと探してみたところさすがにキットでお手軽な値段でとなると選択肢は少ないようです。しかし中身は結構本格的なものであることがわかり、デザインもかなり考えてエレキットのTU-879を購入することにしました。
製作
キット屋さんからWEBにて注文し到着後、早速開梱し製作の準備に入ります。右の写真が大まかな中身です。欠品、破損もなく問題なしです。キット屋さんはこの手の商品の品揃えがすばらしいですね。
終端増幅管
キットの中には真空管が3本入っていてそのうち2本が電力増幅管です。なかなかきれいです。ガラス細工ですから。この管は6L6GCというものらしいです。(真空管のことはよく知りません。真空管を扱うのは大学の電気工学実験以来です^^;)
部品のマウント
基板への部品のマウント中です。部品は少ないほうでしょう。それぞれの部品も大きくマウントはしやすいです。初心者向きでしょう。ただ、初心者の方は説明書どおりに注意深く組み立てないとできてからが大変だと思います。
基板マウント完了
基板上の部品設置が終わり、さらに電源トランス(結構な部品が使われてますね。普及帯コンポレベルに比べればかなりいい部品構成です)の結線まで完了。あとはシャーシに付けるだけ!
シャーシへの組み付け
シャーシへ基板や電源トランス、そして出力トランスを付けていきます。右の3つの白い円の部分に真空管がつきます。(白い丸は碍子でできた真空管ソケットになってます)
完成
とりあえず説明書どおりに組み立てて完成した状態です。約6時間。この後AV100通電して異常(爆発したり、異音がしたり、煙が出たり)が無い事を確認しました。結構最初が怖い。ゴーグル付けて離れてやりました(^^)
音出し
いよいよ音出し確認です。右はそのテストベンチです。SP A850、音源 パイオニアのDVDプレーヤー(DV-545)でCDを再生。見事何事もなく音が出ました。意外に低音までよく出てますし、S/Nは非常によい。ハム音も皆無です。
簡素なシステム
非常に簡素です。棚もないので、床置きです。SPケーブルも普通の線でしたが、意外にもかなり聞かせる音です。バーンインした後でどのくらいの音になるのか楽しみです。
真空管の灯火
真空管はこんな感じで光ってます。真ん中にヒーターがありほのかに赤くなってるのがわかるでしょうか?。やはりオーディオとはいえ見た目も重要です。KT88という真空管もよさそうです。このアンプではKT88も使えるということなので近々試してみたいと思います。
真空管たち
真空管全景です。実は前にある小さい真空管はヒーターがそんなに光らず、よく見ると下のほうが赤く光っているのですが、これはLEDによるものです。ま、見た目にはこれでも十分雰囲気出てると思います。このLEDが電源Onのインジケータにもなってます。
まとめ
実は、音にはあまり期待はしていなかったのですが、結構その期待を裏切るものでした。やはり最新のステレオシステムの音とは違うと思いますが、この音聞いて頂戴といわれてるように聞こえます(ようわからん)。真空管アンプを楽しんでらっしゃる方の気持ちが”ちょっとだけ”わかったような気がしました。それだけでも、このキットは”買い”でした。

真空管を変えてみる
このTU-879他の真空管もそのまま差し替え可能とのことなので、代表的なKT-88 (svetlana製) を挿してみました。アポロ電子さんで¥9000でした。ついでに12AX7AもRCA製のものを購入し一緒に入れ替えてみました。
評価
まだ入れてばかりなのでなんともいえませんが、弦楽器などの音がリアルだなと感じました。解像度が上がっているのかもしれません。ま、とりあえず、2セットの真空管でいろいろ楽しみたいと思います。左右の真空管の背の高さが違うのは、かわいらしいですね。両方とも同じKT88です。

JJ/Tesla KT88
スピーカーを入れ替えて鳴らしてみたところちょっと上品な音がしないので何とかならないかと考えましたが、増幅管関係を入れ替え検討しました。KT88管ですが、JJ製のものを使ってみました。値段はSvetlanaよりも高いです。
Mullard ECC83S
前段の電圧増幅管ですが、12AX7という真空管をTU-879では使っています。今回これをMullardのECC83というコンパチ管を使ってみました。

評価
結構上品な音です。前のSvetlana KT88 + RCA 12AX7のときと比べ低域の締りがよく、解像度もよくなったと思います。実際本当に真空管の交換による効果かどうかよく確認する必要はありますが、全体的には思った方向になったと思います。今後はECC83+Svetlana KT88なども試してみたいと思います。
シンプルコンビ
現状はこのようなコンビでやってます。かなりいい感じになってきました。最近は、リビングのメインシステムよりこっちで聞くことが多いです。

ボリューム
小音量で聞こうとするとちょっとバランスが崩れてしまうので、ボリュームを何とかしようと思ったのですが、いまさらあまりいじるのもいやなので外付けのアッテネータ(パッシブプリアンプ)を入れました。
Creek audio
選んだのは、クリークオーディオというイギリスのメーカーのOBH-12です。小さくてなかなかよいです。入力も2系統(デープポジションも入れると3系統)あり、リモコンまでついているという代物です。パッシブなのに電源がありますが、なくても使えます。(その代わり1系統だけ)
小音量リスニング
これで小音量でもバランスが崩れるようなことなく、音質も損なわれることなく試聴可能となりました。また、リモコンもついて、離れたところからでも音量の微調整もでき、非常に快適です。

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