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私のうつ病闘病記

1)きっかけ
平成16年6月ぐらい、会社で一つ大きなプロジェクトが終わり、ちょっと仕事が暇になった頃でした。会社も夜の19時には家路につく生活が続いてました。ただ、突然ある日の帰りの電車で、なんか頭の平行感を失うような感じを受けました。”おかしいな”と思いながらそのまま電車に乗っていたのですが、今度はだんだんと気持ちが悪くなり耐え切れず、途中の駅で降りてしまいました。電車を何本か乗り過ごし気持ちが落ち着くのを待っていました。ようやく気分の悪さも収まりその日は何とか家まで電車で帰ることができました。次の日、また次の日もなんともなくあの時はなんだったんだろうと思いながら毎日の通勤を行っていましたが、また、同じように気分が悪くなり電車を降りて休むのですが、気を取り直して電車に乗るとまた気分が悪くなるという繰り返しになるようになりました。そうやって家に帰るのに途中下車が増えていきました。そのうち気分の悪さが残るようになり、家に帰っても食事がだんだんと取れなくなってきました。
さすがにこれはまずいと思い消化器内科の病院へ診察を受けに行きました(本当はこの時点で精神科に行くべきだったのですが、当時吐き気がするといえば内科としか思いつきませんでした)。いろいろな検査を受けたのですが、器質的な障害は認められず、機能的な障害が原因でしょうとの医師の話でした。そのとき告げられた病名は、機能性胃腸症、抗うつ状態との事でした。この病気は基本的にストレスなどの精神的な原因が多いものだといわれました。しかし、会社においても、家庭においても精神的ストレスになるようなものは思い当たりませんでした。投薬も始まり何とか治ってくれればと思いましたが、状況は良くなるどころか通勤の行きの電車でも気分が悪くなり、朝も辛い思いをするようになりました。そういう毎日が続くようになりだんだんと食欲もなくなり食事が殆んど取れない状況にまで追い込まれていました。そしてある日、起きて歩くのも辛い状況となり、会社に対してしばらく療養休暇させてもらいたいと願い出て、しばらく休養することになりました。家でおとなしく横になり、食事も食べられるものから少しでも食べるようにし、病院への通院も辛かったですが点滴なども行ってもらいながら何とか治療も進めていきました。そうやって約2ヶ月ぐらい経ったところで体重も元にほぼ戻り(約8Kg痩せました)体もかなり楽になってきたので会社へ復職することとなりました。

2)ドクターショッピング
復職後しばらくは時々体調が悪くなることもありながらも、会社で仕事を進めていました。当然その期間中も消化器内科の医師の診察を受けていました。しかし4ヶ月ぐらい経った時にまた吐き気がたびたび襲うようになり、食事もできず日ましに衰弱していきました。医師にもこの変化を伝えたところ、多分精神的な影響によるものだから、精神科での診察を受けたほうが良いといわれました。しかし、今ひとつ納得のいかなかった(というのも、会社でも家でもストレスになるような、精神的苦痛など心当たる物が無かったのです)ので、私は別の内科医での診察を受けました。そこでも同じような検査が繰り返されさらに胃カメラによる検査も行いましたが、器質的な病変は認められずそこでも精神的なものが原因、多分うつ病かもしれないとまで言われました。さすがに私もここまでいろいろ検査を受け何もないのにあのような辛い症状が続くのは内科の範疇ではなく、精神科の範疇でうつ病なのかも知れないと思うようになりました。そこで最初から診察していただいていた消化器内科の先生から精神科医の紹介を受け、今度は精神科での治療を受けることとなりました。

3)医師との相性
消化器内科の医師からの紹介状を持って、紹介された精神科医をたずねました。ひと通りの初診の診断を受けたあと、精神科医のほうから、今まで消化器内科の医師から処方されていた薬は全て止め、精神科医の処方する薬2種類だけで治療を進めることになりました。そして病名としては自律神経失調症ということにしておきましょう、そのほうが無難だからということになりました。私としては自分はうつ病になっていると思っていたのですが、精神科医はうつ病といえるほどのうつ状態ではないと言われました。ここで処方されたのはドグマチール100mgとメイラックス1mgでした。その後も2週間おきに病院に通っていましたが、状態は悪くなる一方で体重の減少も激しく日に日に体力が落ちていくのが認識できるぐらいでした。そして、会社を早退したり、会社で打ち合わせ中に吐き気に襲われ打ち合わせを中座するなど、業務にも支障が出始めていました。その事を忠実に精神科医に話すのですが、「おかしいですねぇ」などとあまり為になるような返事はありませんでした。ただ毎回精神安定剤を変更するぐらい(メイラックス以外に、ソラナックスセパゾンセルシンなど)で、それ以上のことは何もしてもらえず、会社での状況悪化に対してもそれに対する対応もありませんでした。そして平成17年2月ごろ、早退、欠勤が多くなりもう就労に無理があると自分で判断し、精神科医に休養の為の診断書の発行をお願いしました。ところが、医師は、”まだあなたの状態なら休職の必要はない”と主張し、こちらのお願いをまったく聞いてもらえませんでした。会社の出勤状況や仕事上での支障を考えると、自分としてはこれ以上会社の同僚に迷惑をかけられないし、うつの病状がかなり悪化していると思っていましたので積極的なうつ病の治療を望んでいました。しかし、その精神科医は自分の診断を変えようとせず、こちらの意見には耳を貸してもらえませんでした。挙句には精神科医を変えたらどうだとまで言われましたので、そうすることにしました。残念ながらこの精神科医と私の相性は良くなかったようです。この医院での診療期間がかなりもったいなく思いました。皆さんも医師と話がどうも合わないと思ったら、即座に医師を変更しましょう!これは、医師と患者双方の為でもあります。


トップページへもどる  4)再び休職、急変

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